一般社団法人 北海道高齢者向け住宅事業者協会 - 高住協 - 札幌 高住協会長のつぶやき(2019年12月号)・・・トキメキが大事らしい

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2019年11月28日(木)
高住協会長のつぶやき(2019年12月号)・・・トキメキが大事らしい
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 今年も早くも年末を迎えます。歳を取ると一年が短く感じられるようになるといいますが、私も身に染みて感じていて、「えー、もうクリスマス」と思ってしまう自分がいます。 
もっともこの感覚は科学的に証明されているようで、人気のTV番組「チコちゃんに叱られる!」の昨年7月20日放送では、「大人になるとあっという間に一年が過ぎるのはなぜ?」というテーマで取り上げています。その答えは「トキメキがなくなったから」というもので、「大人になるほど1年があっという間に過ぎるのは、心がどのくらい動いているか、トキメキをどのくらい感じるかで変わる」ということでした。

 『例えば子どもと大人の食事を比べてみると、関係が分かる。子どもの食事はハンバーグが出ると「おいしい!」「でもハンバーグってどうやって作るのかな?」「このニンジンは?」…となる。子どもは食事のなかでも「発見」や「疑問」や「驚き」など沢山のトキメキがある。それに対して大人は「今日のごはんは…ハンバーグか…」「ごちそうさまでした」と大人は「ただ食事をする」だけ。見慣れた料理を食べるという作業をただこなすだけ(NHK「チコちゃんに叱られる!」の番組HPより)』。
 子どもは、食事の最中に色々と感じるものがあるから、食事そのものを長く感じるわけで、一方、大人は、食事をしただけなので短く感じる、ということらしいです。つまり、『生活の中で「トキメキ」の数が多いか少ないかが、時間がゆっくり過ぎるか、早く過ぎるかの違いを生み出している(同)』というのがチコちゃんの結論でした。

 改めてわが身に振り替えると、大人になった分、分かっていることが多くなるのは当たり前としても、分かっているつもりですますことも多くなっているなあと思います。新しい体験に誘われても、「どうせ〇〇で終わってしまうよなあ」とか「多分つまらない時間を過ごしそう」とか結論付けて、なかなか一歩を踏み出せない自分がいます。これではトキメキは感じられそうもないですね。
 ですが、会社勤めや子育てを終えた次のステージを、自分にはわからないことがある、してみたいことがある、という子どもの頃の感覚を取り戻して、チャレンジしてみるときっとトキメキの毎日が待っているのではないでしょうか。その中での新たな仲間との出会いや、人の役に立ってよかったと思えることなどたくさんの財産が得られるでしょう。

 私も日々の活動の中で、様々な方々にお会いし、話すことが私のトキメキとなっていますし、トキメクような言葉をいただくことが私の脳活になっています。




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